今回の旅の目的地は北海道ですが、まったく逆方向の大阪に宿泊した私たち。今日はいよいよトワイライトエクスプレスで北へ向かいます。
　バイキングの朝食をすませ、いざ大阪駅へ。トワイライトエクスプレスの発車は正午ですが、それまでの間はネット仲間と時間を過ごしました。大阪近辺の仲間に声をかけさせていただいたところ、なんと10人もの方が来てくださいました。大阪駅構内の砂時計で待ち合わせ、ホテルグランヴィアのカフェ・リップルで１時間ほどおしゃべりタイム。その後発車ホームに移動し、列車の入線を迎えたあと記念撮影。楽しい出発となりました。
（ＴＡＫサマ、のろサマ、よっしーサマ、うぃるサマ、重岡宗太郎サマ、おやじまふぃあどの、てるてるサマ、ねこやしきサマ、やくもサマ、新サマ、ありがとうございました！）

　残念ながらスイートが取れず、Ｂ寝台ツインの利用でしたが、初めて乗るトワイライトエクスプレスに気分はわくわく。のりのりさんは２度めの乗車ということで、案内役は彼女におまかせ（笑）　お昼ごはんは大阪駅で購入した 八角弁当 。座席で食べる駅弁はいつものことですが、個室で食べるというのはめったにないコトで、とても新鮮でした。
　芦原温泉では運転停車して大阪を42分後に出た特急サンダーバードに先を譲り、富山では8分停車して食料積込。のんびり走る客車特急ですが、日中の長時間停車はこの２つだけで、意外でした。
　富山から柏崎までの間、車窓には日本海が広がります。広い車窓を楽しもうと、４号車サロンカーに移動しました。そして夕暮れ、まさにトワイライトを迎えると車内からは歓声が。車内放送でも解説が入りました。

　柏崎を過ぎると、再び内陸に入り、日没。お待ちかねのディナータイムには「トワイライトエクスプレス運転15周年記念コースディナー」でリッチな夕食を楽しみました。

▲クリックしてくださいませ（＾＾）

　ディナーに満足して食堂車をあとにします。個室に戻ると、携帯電話のタイマーを２時半にセットして一旦就寝。青函トンネル通過時にサロンカーで説明があるんだそうです。ではおやすみなさい。。。

　２時半。ぶじ起きられました。サロンカーに行くと、すでにほとんどのソファにはお客さんがいました。なんとか並んで座り、その時を待ちます。蟹田を過ぎると、青森から乗り込んだというＪＲ北海道の車掌さんが現れました。淡々とした口調で、でも時々は笑いを交えながら、青函トンネルについての解説。トンネルに入る瞬間や、両海底駅通過の瞬間も見のがすことなく体験できました。以前はクイズもあったそうですが、今は解説だけで終了。そして列車はいよいよ北の大地に進入します。

　午前４時前の暗い車窓、もう北海道なんだと言い聞かせつつもなんだか信じられない。もうひと眠りしよう。。。