東京下町新線2つ
平成20年4月29日
(各写真をクリックしていただくと、少しだけ大きめの画像がご覧いただけます)
3月30日に日暮里・舎人ライナーが開業しましたが、ようやく乗車できました。あわせて4月26日に運行開始したバス「東京夢の下町」にも乗りました。
今回は目的地が都営線なので、横浜から京浜急行で都内へ向かい、あわせて都内の移動も都営線としました。使うきっぷは「東京1DAYきっぷ」です。京浜急行線各駅からの往復もついた割引きっぷです。
まずは日暮里・舎人ライナーへ。京急から都営線経由で行くにはいくつかルートがありますが、浅草と三ノ輪橋を経由して都電で熊野前に出ることにしました。というわけで、まずは浅草雷門へ。人力車もいて賑やかな門前ですが、今日は私たちはちらっと見るだけです。
浅草雷門から三ノ輪橋へは、バスで移動しました。都営バスですからもちろん1DAYきっぷで乗れます。都営って地下鉄だけだと路線が少なく見えますが、バスが網の目のように走っているので使いこなせればとても便利です。ちなみに浅草雷門まではわずか15分、日中はおよそ15分おきにありました。
三ノ輪橋に着いてみると、電車待ちのすごい列。車内もかなり混んでいるようです。いつもそんなに混んでたっけ?と思いながら、駅前でひと休み。喫茶店にでも行こうと駅前の商店街「ジョイフル三ノ輪」を歩いてみたら、ひと駅先の「荒川一中前」電停に来てしまいました。ひと駅といってもほんの200m程度ですけれど。
と、構内放送がかかりました。あらかわ遊園一帯で「川の手荒川まつり」というのがあり、それで大混雑になっているのでした。ほどなくやってきた電車で三ノ輪橋へ戻り、あらためて先へ向かいます。
なんとか乗れましたが、車内は身動きがとれないほどの混雑です。5つめの町屋駅前では、京成と東京メトロ千代田線に接続しているためか、長〜い列が…。当然、積み残して出発です。さらに熊野前でも、日暮里・舎人ライナーからの乗換のあるのか、長〜い列ができていました。私たちは降りようにも降りられず、荒川遊園地の先の荒川車庫前まで行ってみることにしました。
荒川遊園地でどっと乗客を吐き出し、別の電車のようになった車内。次の荒川車庫前で降りてみました。目の前には「都電おもいで広場」という施設があり、都電のかつての名優が2両置かれていて、車内に入ることもできて、子どもたちが帽子をかぶって運転手になりきっていました。もと運転士だったという案内の係員さんもいて、いろいろ思い出話を聞けましたが、いらっしゃるのは日曜祝日だけなのだそうです。今日来てよかった〜(^^)
隣には都電の荒川車庫があり、数両の電車が体を休めていました。
荒川車庫から引き返し、こんどこそ熊野前に向かいます。まだお昼前ですが、すでに川の手まつりから帰る人がいるのか、荒川遊園前からもけっこう乗ってきました。が、先ほどのようなひどい混雑ではなく、ぶじ熊野前で下車できました。
さて、ここからは今日の主目的、日暮里・舎人ライナーです。熊野前は途中駅なので、まずは終点の見沼代親水公園へ行き、引き返して日暮里まで乗り通すことにしました。
10分おきに出ていた電車は、けっこう乗っていました。前は混んでいそうなのでいちばん後ろへ行ってみました。無人の自動運転なので、運転席の操作部分はカバーがかけられ、そこにも座ることができます。もちろん先客あり、近くに立って後方展望を楽しみました。
線名にもなっている舎人公園はかなり広い場所で、広場やさまざまな施設があるようです。車窓からもその広さがわかります。と、ここでどっと人が降り、後方の運転席が空いちゃいました。もちろんそこに陣取って、のこり2駅間を楽しみました。
見沼代親水公園に到着。せっかくだからと、駅名になっている公園に行ってみました。公園といっても、かつての農業用水に沿って緑が楽しめる、全長1.7kmの遊歩道です。小さな流れごしに見上げると、ちょうど電車が発車していきました。
再び日暮里・舎人ライナーに乗り、引き返します。こんどは中間車両に座ってみました。最初は先発列車がまだいたこともあり空いていましたが、発車直前にはけっこう乗ってきました。途中駅からも乗ってきて、いつのまにか通路までいっぱい。まだ開業1ヵ月とはいえ、これだけ乗っていればまぁ安泰なのかな。
途中、西新井大師西なんていう駅があります。車窓からはたしかに西新井大師が見えますが、地図で見ると1km程度あります。ちょっと無理があるんぢゃないかなぁ…。次に「江北(こうほく)」「高野(こうや)」と続きますが、車窓を見ていると、江北駅のそばに「高野小学校」、高野駅のそばに「江北中学校」がありました。…ま、いいんだけど。
熊野前からはまたたくさん乗ってきましたが、まだ乗っている人がいるのにドアが閉まりかけちゃいました。遠隔操作で監視しているはずなんだけど、混雑していると見えづらいのかなぁ。で、混雑したまま日暮里に到着、ぶじ完乗となりました。
日暮里ですぐ出てもよかったのですが、ホームでそのまま少し待ち、折返しの列車を見送り、その次の到着も眺めてみました。駅を出るとすぐ直角に曲がることもあってか、ゆっくりと走るので、撮影するにはちょうどいいかも。ゴムタイヤを履いているのは知識としては知っていたけれど、あらためて見ると見慣れないのでおもしろい光景でした。
駅を出てみると、JRに架かる橋から列車がよく見えます。列車を眺めている人も10人ほどいます。それに混じって、新幹線や高崎線の電車をしばらく眺めてみました。ちなみに橋の近くには「北斗星」などの主要列車の通過時刻が書かれていましたが、平成7年のデータ。北斗星は3往復もありました…(今年3月のダイヤ改正で1往復だけになっています)
お昼を過ぎましたが昼食はまだです。じつは前日にいろいろ見ていて、三ノ輪橋の近くの喫茶店に行きたくなっていたので(のりのりさんの強い希望〜)行ってみることにしました。また熊野前まで行って都電でもいいけれど、せっかくだから別ルートで。日暮里駅前始発の都営バスに乗ってみました。
お目当ての「カフェむぎわらい」は自然食にこだわったお店で、雑穀パンをはじめパンがずらり。のりのりさんはパン盛り合わせスープ付、私はカレーのセットで昼食としました。カレーも肉を使わない豆入りのもので、これがけっこうまろやかでおいしかった!
さて、次のお目当ては東京駅から日本橋三越・秋葉原・上野・合羽橋・浅草を経て両国までのバス「東京夢の下町」です。朝に乗ったバスなら浅草まで15分で行けますが、せっかくなので全区間乗ってみたい。というわけで、東京駅に移動することにしました。バスだけでとも思いましたが、白山までバスで出て、そこから地下鉄三田線で大手町に出ました。地上に出ると皇居二重橋のすぐ脇、東京駅丸の内北口へは歩いてすぐです。
乗場へ行くと、すでに列ができていました。既に夕方近い時間帯ですがそれでもけっこう乗るんですね。発車時には立つ人もたくさんいました。座席が窓を背にするように配置されていて、とくに後ろのほうはちょっぴり狭いような感じ。車内にはモニターが2つあって、路線案内や次の停留所での観光案内が流れていますが、音声でも流してくれたらいいのに…と思ったのは私だけかな。路線案内のパンフレットが日本語・英語はじめ4カ国語のものが用意されていて、それを眺めているだけでも飽きませんが、間違えて日本語版ではないのを取ってしまう人もちらほら…。
秋葉原では電気街の真ん中を通るのがルートですが、休日は歩行者天国になってしまうので、右へ左へと大きく迂回します。観光バスのように案内でもあれば飽きないかも。
停留所ごとに乗り降りがありますが、浅草雷門でどっと降りて車内は空きました。浅草雷門、今朝も通ったところだなぁ…なんて思いながら通りすぎ、終点の両国へ。両国ではJRの駅前に寄ったあと、地下鉄の駅前(東京江戸博物館)にも停まります。せっかくだから終点の地下鉄駅前まで、と思っていたら、間違えてJRの駅前で降りてしまいました。案内放送がないので、ちょっとわかりづらかったかな…。
折り返しに乗り、再び東京駅丸の内北口まで乗ってみました。
さて、ちょっと早いですが夕食に向かいます。月島でもんじゃを食べようということで、同じく丸の内北口からバスで向かいました。門前仲町で乗換え、フリーきっぷなら乗換があっても気にしなくていいので便利です。
細い路地にある「来る実」というお店に行ってみました。テーブルが5つしかない小さなお店で、しばらく待ちましたが、待っただけの甲斐がありました。お店おすすめの「甘えびもんじゃ」と「来る実モダン焼き」をいただきましたが、おいしくて満足でした。
(あとで調べたら、ホームページがありました。 こちら からどうぞ)
お店を出ると、すっかり暗くなっていました。地下鉄大江戸線、浅草線を乗継いで、京急で横浜へ。いろいろ乗れた1日でした。
( )は定刻 | 種別・列車名 | ||||||||
平成20年4月29日(火祝) | |||||||||
戸部 | 2 | (0844→0846) | 2 | 横浜 | 浦賀 →品川 | 京急707 普通 | 809-3 | 4/6両 | |
横浜 | 2 | (0850→0909) | 2 | 青物横丁 | 三崎口 →品川 | 京急713C 特急 | 2119 | 6/8両 | |
青物横丁 | 2 | (0914→0939) | 2 | 浅草 | 羽田空港 →印旛日本医大 | 京急〜都営浅草線821N 急行〜普通 | 9111 北総鉄道車 | 1/8両 | |
浅草雷門 | 4 | (0955→1010) | 1 | 三ノ輪橋 | 浅草雷門 →千住車庫前 | 都営バス 草43 | D222 | 1/1 | |
ジョイフル三ノ輪商店街 | |||||||||
荒川一中前 | . | (1036→1038) | . | 三ノ輪橋 | 早稲田 →三ノ輪橋 | 都電荒川線76 普通 | 7520 | 1/1両 | |
三ノ輪橋 | . | (1049→1110) | . | 荒川車庫前 | 三ノ輪橋 →早稲田 | 都電荒川線105 普通 | 7505 | 1/1両 | |
都電おもいで広場 | |||||||||
荒川車庫前 | . | (....→....) | . | 熊野前 | 早稲田? →町屋駅前 | 都電荒川線臨時? 普通 | 7018 | 1/1両 | |
熊野前 | 2 | (1155→1210) | 2 | 見沼代親水公園 | 日暮里 →見沼代親水公園 | 日暮里・舎人ライナー1133A 普通 | 308-1 | 5/5両 | 1号車 |
見沼代親水公園 | 2 | (1244→1304) | 2 | 日暮里 | 見沼代親水公園 →日暮里 | 日暮里・舎人ライナー1236A 普通 | 307-2 | 2/5両 | 2号車 |
日暮里駅前 | 1 | (1329→1340) | 4 | 大関横丁 | 日暮里駅前 →亀戸駅前 | 都営バス 里22 | M234 | 1/1 | |
むぎわらい | |||||||||
大関横丁 | 5 | (1439→1452) | 2 | 白山上 | 浅草雷門南 →池袋駅東口 | 都営バス 草63 | M186 | 1/1 | |
白山 | 2 | (1513→1521) | 2 | 大手町 | 西高島平 →武蔵小杉 | 都営三田線1456T 普通 | 6321-2 都営車 | 5/6両 | 2号車 |
東京駅丸の内北口 | 1 | (1530→1613) | 1 | 両国駅前 | 東京駅丸の内北口 →都営両国駅前 | 都営バス S-1東京夢の下町 | L656 | 1/1 | |
両国駅前 | 2 | (1630→....) | 1 | 東京駅丸の内北口 | 両国駅前 →東京駅丸の内北口 | 都営バス S-1東京夢の下町 | L656 | 1/1 | |
東京駅丸の内北口 | 3 | (1724→1740) | 3 | 門前仲町 | 東京駅丸の内北口 →錦糸町駅前 | 都営バス 東22 | R601 | 1/1 | |
門前仲町 | 2 | (1728→1735) | . | 月島三丁目 | 亀戸駅前 →豊海水産埠頭 | 都営バス 門33 | C208 | 1/1 | |
もんじゃ 来る実 | |||||||||
月島 | 2 | (1937→1938) | 2 | 勝どき | 都庁前 →光が丘 | 都営大江戸線1914B1 普通 | 12-497 | 2/8両 | |
勝どき | 2 | (1945→1951) | 4 | 大門 | 都庁前 →光が丘 | 都営大江戸線1915B1 普通 | 12-166 | 3/8両 | |
大門 | 1 | (2006→2031) | 1 | 横浜 | 青砥 →三崎口 | 都営浅草線1952H〜京急1952SH 快特 | 1031 京急車 | 7/8両 | |
横浜 | 9 | (2047→2050) | 2 | 保土ヶ谷 | 小金井 →逗子 | 1280Y 普通 | モハE231-1007 | 8/10両 | 8号車 |
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